経営者基礎コース

 経営者はさまざまな能力を要求されます。しかし、現実には、時間や立場上の制約などさまざまな理由で「学ぶ」機会が少ないといえるでしょう。特に、地方においては機会、施設、人材などいろいろな面で学ぶ難しさがあります。

 「経営者基礎コース」は、これら地方の経営者・管理者などにインター・ネットを活用して「学ぶ機会」を提供し、経営の基礎知識を一緒に学んでいこうという目的で立ち上げたボランテイア活動です。

 世はまさにグローバル化の時代といわれています。特に経済面は顕著です。日本の企業も避けて通ることはできません。しかし、大多数の日本人は、危機管理力・戦略的思考力などが低いといわれています。そのような日本人が世界と関りを持って生き抜いていくためには危機管理・戦略的思考能力の習得は必須の条件です。なぜなら、危機管理力・戦略的思考力はビジネス界のみならず世界の常識だからです。 第一次世界大戦を引き起こし、そして敗れたドイツ皇帝のウイルヘルム二世は戦いに敗れてから、古典戦略のバイブルと言われている「孫子の兵法」を読み、「戦争前にこの本を読んでいればさきの戦争に負けることはなかった」と悔やんだと言われています。この事例が示すように知らないよりは知っていたほうが失敗やリスクを回避する確率を上げることができます。逆に言えば成功の確率を高めることになります。このような面でも学ぶ意味は大きいものと思います。 

 「当コース」では、経営学、経済学、会計学、社会学、法学などの 経営者が経営上直接的に必要とされる基礎知識から哲学、心理学、宗教など幅広い分野を理論・実務の両面から解りやすく纏め「経営者基礎コース・レポート」としてお届けします。また、補足として、講義、講演、そして社内教育などの活動も併せて行います。

 学び、そして得た「知識」は 「見識」(知識をベースに判断力が伴ったもの)となり、そして「胆識」(見識ある物の見方のよって判断を下しそれを信念に満ちて実行していく力)のベースとなります。

 経営者・管理者のかたは是非、この「経営者基礎コース」で経営者としての幅広い知識を習得されんことを希望しています。

※※※※※「経営者基礎コース・レポート」の内容と掲載スケジュール※※※※※

No テーマ 内      容 公開
年月

松下幸之助を学ぶ 「金で何でも買える」と発言する経営者や、107人もの犠牲者を出す大惨事を起こしても社長の椅子を降りない経営者など、経営者としてのモラル、品格などの欠如した経営者が次つぎに報道されています。そこで、経営の神様と言われた松下幸之助の経営哲学や実績から、経営者とは如何にあるべきかを学んでいきます。 '05.04

コミュニケーション・スキル 「新入社員を採用するに当り、ここ数年で重視するようになった採用基準は何ですか」の経営者に対するアンケート調査で、「コミュニケーション能力」は一位になっています。そこで、今、最も注目されているコミュニケーション・スキルで、聴くスキルのアクテイブ・リスニング、話すスキルのアサーティブな自己表現方法、そして会話のストロークなどを学びます。 ’05.08

新・会社法の要点 `06年5月に新・会社法が施行される予定です。今回の改正は有限会社の廃止を始とし、会計参与制度の新設、資本金1円の株式会社の創設可、合同会社の新設など大きな改正です。企業によっては今すぐ対応を迫られるケースもあると思い急遽第三回目のテーマにしました。 ’05.10

アメリカ経営史 日本の経営に多大の影響を与えているアメリカの経営の歴史を学びます。アメリカの経営史は経営理論史でもあります。テーラーの科学的管理法に始まって、ヒューマン・リレーションズ論〜モチベーション論〜リーダー・シップ論〜近代管理論に至るまでを学びます(現代の経営戦略論などについては後日発刊予定) ’05.12

経営戦略@
戦略(孫子の兵法)

経営戦略の基礎の前段として、「戦略」を取り上げました。日本人は戦略が苦手などと言われています。しかし、これだけ経済などのグローバル化が進んできた昨今、外交に限らず企業活動においても戦略的発想は必須です。そこで歴史上の代表的戦略論の中から孫子の兵法を取り上げ、戦略的思考の基礎を学んでいきます。 ’06.08
リーダーの条件
国や企業などの組織はリーダーの良し悪しで大きく左右されます。場合によっては死活問題となります。それでは組織のリーダーには何が求められているのでしょうか。何が足りなくて問題を起こしているのでしょうか。今回はリーダーに求められている資質や能力について経営学、行動科学、歴史、宗教などいろいろな視点から学んでいきます。 ’06.12
7 仕事のできる人、
できない人
経営者から一般社員にいたるまで、一つの仕事が出来る人は他の仕事をしても出来ます。これは、仕事には普遍的な原理があり、「仕事の出来る人」はこの原理を身に着けているからです。そこで、今回は私の実務経験から「仕事のできる人」に共通する特徴を書き出して、いろいろ検討を加えてみました。参考にしていただき能力アップをはかっていただければ幸いです。 ’07.06
経営理念 「この会社は何のために存在しているのか。この経営をどういう目的で、またどのようなやり方で行っていくのか」という経営に対する基本的な考え方で、経営上最も大切なものです。経営理念とそのベースになる経営哲学を、松下幸之助や稲盛和夫から学んでいきます。 ’07.09
9 経営戦略A
経営戦略の立て方
NO.5の経営戦略@で戦略的思考の基礎を理解していただきましたので、今回は、いよいよ経営戦略の立て方を学んでいきます。

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予定
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企業会計の基礎@
(簿記)
企業実態を知るためには財務諸表くらいは読みこなしたいものですが、会計独特の用語や表現のため、帳簿を見ると頭が痛くなる経営者も多いようです。そこで、先ず会計の基礎である「簿記」の基本的な考え方、原理原則を学びます。
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11 企業会計の基礎A
(財務会計)
第6回の「会計の基礎」で簿記の原理、原則を学びましたので、今回は次のステップで財務会計のポイントを解説します。

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予定
12
日本の中小企業の実態 現在の中小企業の実態を各種統計などから、日本経済における位置づけ、その強みと弱みなどを探っていきます。

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13 企業会計の基礎B(財務分析)
簿記、財務会計の次は財務分析です財務会計が全てではないし、財務会計の限界もありまが、経営者として、自分の会社の財務諸表を分析し、問題点を把握し、対策を立てる一つのツールとしてある程度は有効な財務分析を活用しましょう。 公開
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14 ベンチャーとニュー・ビジネスの実態 いま、何かと注目されているベンチャーとニュー・ビジネスについて見ていきます。残念ながら今の日本では、廃業率が創業率を上回っています。元気な創業者が切望されています。しかし、その成功率はきわめて低いと言われています。そこで、起業のポイント、ファイナンスなど実情を見ていきます。 公開
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15 会社のこれから いま、日本経済は産業資本主義からポスト産業資本主義への大転換に苦悩しています。このような中、これからの会社はどういう方向に向かっていくのかを見ていきます。
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